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自律神経と栄養

自律神経とは

自律神経とは末梢神経の一部で、身体の調子を整える機能を持ち、一般的に興奮した状態を交感神経優位、リラックスした状態を副交感神経優位な状態というように表現することが多いです。いずれも生きていく上で重要で両方とも正常に機能していることが重要です。

栄養との関係

交感神経器官副交感神経
少量・濃い唾液腺多量・薄い
グリコーゲン分解肝臓グリコーゲン合成
インスリン分泌↓すい臓インスリン分泌↑
カテコールアミン分泌副腎
消化抑制消化促進
吸収抑制小腸吸収促進
煽動抑制大腸上行・横行結腸促進
弛緩膀胱収縮

上図のように2つの神経のバランスは栄養の消化吸収をする各器官に大きく影響を及ぼします。よくあるケースとしては交感神経が強すぎて、副交感神経が弱いパターン。つまり、常日頃から緊張が強く上手にリラックスできないパターンが多いのですが、その場合は適切な栄養と睡眠、運動で比較的短期に改善することが多いです。しかし、やっかいなのは両方の機能が低下している場合で、その場合はある程度長期の介入が必要となります。

自律神経の改善のために必要なこと

自律神経が両方機能が落ちてしまっている状態。自律神経自体のパワーが落ちている状態は、「自律神経失調症」となり、症状としては動悸、息詰まり、胃痛、頭痛、筋肉痛、食欲不振、不眠、朝起きづらいなどとして出てきます。

改善のためにはまずは何より「休む」ことが大切です。

①睡眠は最低6時間以上取る。例え目が覚めてしまってもそのままベットで休む。

②食事は一日3食必ず取る。

③生活習慣に「瞑想」「散歩」「入浴」などを取り入れリラックスさせるようにする。

④体力的余裕があれば10分から40分程度の運動を行う。

食事と自律神経機能に関して

地中海食を食べる

地中海食を順守している人ほど自律神経が正常に活動していた。
(Jun Dai al. 2010)

地中海食とは果物、野菜、オリーブオイル、赤ワインなどを主に食べる地中海沿岸の人たちの伝統的食事のことです。これらは主に、抗酸化作用が高いと言われています。「酸化」とは老化と表現する場合もあります。「抗酸化それらが自律神経の改善に役立っている棟報告があります。

血糖値をコントロールする

血糖値の乱高下が自律神経に悪影響を及ぼす報告があります。(Max, at al 2022)

急激にどんぶり飯を食べたり、甘いものを食べたりすることで血糖値が急上昇するため、ゆっくり食べる、よく噛んで食べる、一口ごとに箸をおく。という感じで食事のスピードを落としたり、先にサラダやスープを食べる、などの食べる順番を気をつけたりすることでコントロールできます。また食後すぐに散歩などの運動をすることも血糖値を抑えるのに有効です。

マグネシウムを取る

400㎎のマグネシウムを摂取した被験者の自律神経に関する数値に明らかな改善が見られたという報告があります。(Elmar et al. 2016)

マグネシウムのたくさん入っている素材は「豆腐」「納豆」「海藻」「ホウレンソウ」「アーモンド」「にがり」などになります。

まとめ

今回は自律神経と栄養の関係について書きました。

緊張とリラックスを調整するのが自律神経の働きですが、病気ではないけど体調が優れないときなどは自律神経の乱れが考えられます。

もし症状に心当たりがある人がいましたら、上記のような食事管理が有効かもしれません。

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