アスレチックトレーニング

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主動筋と拮抗筋の性質をうまく利用する

全身には600個の筋肉があります。身体の動かせる部分にはすべて筋肉が関与しています。また意識的には動かせない部分、心臓や内臓にも筋肉がついており不随筋として身体の機能を保っています。 これだけ多くの筋肉が適材適所で収縮したり、緩んだりしている訳ですからホントに凄いですよね。ソフトバックが作ったペッパー君も頑張っていますが、いくら科学が進歩しても人間のようなスムーズさを再現するのはまだまだ先になりそ […]

低負荷でもやり方次第で筋肉がつく!

トレーニングには様々な変数があります。変数とは読んで字のごとく変えられる数字です。具体的にはセット数、レップ数、重量、レスト時間などです。 基本的には筋肉をつけるにはこの変数。筋持久力を上げるにはこの変数。というのがある程度過去の研究から分かってきており、あとは個人差や状況に合わせて調整しています。 今回読んだのはこの論文。 低負荷でも効果があるのでは。という仮説の元検証しています。基本的には筋肥 […]

長期間の運動休止からトレーニング開始時に気を付けるべき点

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COVID-19の感染拡大により数か月にわたりスポーツ活動は制限されてきました。一般の人においてもアスリートにとっても場所や時間などの制約を受けながら「できる範囲」でのトレーニングをしてきたものと思います。ほとんど身体を動かすことがなかった人もいるかと思います。 7月ごろからフィットネスクラブにも会員さんが戻ってきており、安心しているところですが、長期間運動していない期間がある人が急に激しい運動を […]

NSCAガイドライン~COVID19感染対策とトレーニング復帰に関してガイドライン~

NSCAはNational Strength and Conditioning Associationの略で日本では全米ストレングス&コンディショニング協会と呼ばれています。日本でトレーナーとして活動する際に絶対保有していなければいけない資格は存在しませんが、NSCAが発行するトレーニング資格は最も権威があり、信頼性の高いものとして認知されています。 そんなNSCAですが会員向けに様々な情報発信を […]

熱中症対策 手のひらを冷やす

今日から一週間はずーっと雨の予報で一日もピーカンな日はないみたいです。梅雨でしょうか。この雨の時期が過ぎたら本格的に夏が始まるんでしょうね! 手のひらを冷やし深部体温を下げる そして毎年のことながら心配されるのが熱中症ですよね。特に梅雨明けの初夏は暑いことに身体が慣れていないという事もあり、熱中症のリスクが高いと言われています。 水分補給、塩分補給、暑熱順化、アイススラリー、アイスベスト・・・。様 […]

内側広筋のトレーニング

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膝痛を抱える人で、「階段を上る時に膝が痛い」と訴える人は結構います。原因の一つとして膝のお皿(膝蓋骨)が正しい位置になくて痛むことが上げられます。 四頭筋とお皿(膝蓋骨)の位置 四頭筋は大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の4つに分かれています。お皿(膝蓋骨)は太腿の骨(大腿骨)とふくらはぎの骨(下腿骨)で構成される関節の前に位置しており、滑らかな膝の屈伸運動を助けています。 お皿は前述した外側 […]

体幹トレーニングのパターン

週に3回「朝の部活!筋トレ教室」と題しまして7時からオンライングループレッスンしてます。皆さん早起きして筋トレ。意識高いですねー! オンラインクラスでは「上半身」「下半身」「体幹」と日によってトレーニング部位を変えています。今日は体幹トレーニングの日でした。 インナーマッスルかアウターマッスルか ローカルマッスル、グローバルマッスルという事もあります。骨盤底筋、横隔膜、多裂筋などの身体の深層にある […]

姿勢を良くする方法②~下位交差症候群について~

姿勢の改善を行うためには、まずは現状を知る必要があります。臨床においても非常に多いパターンとして、以前ヤンダアプローチの上位交差症候群について書かせてもらいました。 今回は別のよくあるパターンとして下位交差症候群について書きます。 下位交差症候群とは 骨盤の前傾、腰椎前弯の増強、腰椎外側偏位、下肢の外旋、膝関節の過伸展などの姿勢の特徴があります。ヤンダは、下位交差症候群においてAとBの2つのタイプ […]

変形性関節症について

整形外科疾患の中でも最も頻度の多い疾患の一つである変形性関節症について書きます。 疾患概念 正常 様々な関節の変形 関節軟骨が年齢の経過とともに摩耗し、関節裂隙(関節の隙間)の狭小化を起こす疾患。主に膝関節、股関節、肘関節、脊椎に起こる。 原因・誘因 1.老化による関節軟骨の変性 2.代謝性疾患などが原因になる場合や股関節の臼蓋形成不全のように関節軟骨に無理な負荷がかかる場合などがある。 症状 関 […]

片手でやるか両手でやるか

トレーニングの種類は、道具:マシン、自重、ダンベル、バーベル、ウォーターバック、チューブ姿勢:寝る、座る、斜め座り、膝つき、四つ這い、立つフォーム:両手、片手、両脚、片脚、動き:曲げる、伸ばす、回旋させる、止める などの組み合わせからできており、 さらにそこに変数(回数、セット数、レスト時間、重さ)などが加わり、 さらに時系列(筋肥大期、最大筋力期、パワー期、前試合期、試合期など) などを考え出し […]

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