筋肉で作られるマイオカインの凄さ

筋トレするとそれが刺激となり、ホルモンが脳や他の臓器から分泌されることは昔から分かっていました。近年になり、筋肉そのものから発生するホルモンがあることが分かってきています。それらのホルモンを総称してマイオカインと呼びます。骨格筋がホルモンの分泌臓器であるという認識が広まってきています。今回はマイオカインについて書きます。

マイオカインの作用① 筋肥大効果

IGF-1はもともと運動刺激により肝臓で発生する成長ホルモンの一つとして知られていましたが、最近では筋そのものから分泌されていることが分かりました。自ら作り出したIGF-1で自らを肥大させる。自給自足でサイズアップさせていることが分かってきています。通常の筋トレはもちろん、ストレッチでも分泌されており、特に筋の細胞膜を損傷させるような刺激、エキセントリックな収縮が有効とされています。縄跳びなどのジャンプ系の運動は有効です。

マイオカインの作用② 脂肪燃焼効果

脂肪細胞には2種類あり、中性脂肪をため込む白色脂肪細胞と、脂肪を取り込んで熱エネルギーとして消費する褐色脂肪細胞です、ふたつの脂肪細胞には個人差があるが、運動刺激によりイリシンというホルモンが分泌され、白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変えることが分かってきました。こちらも縄跳びのようなエキセントリック収縮を促す運動が効果的です。

マイオカインの作用③ 大腸がん、糖尿病の予防効果

SPARCというマイオカインが大腸がんの抑制効果があることが京都府立大学の研究所から報告されています。大腸がん発生リスクはⅡ型糖尿病患者が高く、またインスリンには大腸がんを増殖させる効果があることが分かっています。SPARCは骨格筋の糖代謝を改善することによって、血糖値、インスリン上昇の抑制に寄与することが分かってきました。

マイオカインの作用④ その他

今回調べきれませんでしたが、「骨に作用して骨形成を促す」「脳の認知機能に関わっている」などの効果が徐々に分かってきています。まさに健康の万能薬と言った感じです。

参考文献

古市泰郎, 藤井宜晴,マイオカインによるサテライト細胞の制御機構,基礎老化研究40(1);27-33,2016

眞鍋康子,マイオカインは運動模倣薬となるか, YAKUGAKUZASSHI,Vol138, No10, 1285-1290, 2018

Aoi W et al, A novel myokine, secreted protein acidic and rich in cysteine (SPARC), suppresses colon tumorigenesis via regular exercise, Gut.Jun;62(6):882-9, 2013

一日一新

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子供日記

鈴木さんのセミナーでお父さんの役割が子供の発育発達に重要であることを再認識されました。くぐる、わたる、とびつく、着地などの環境設定をしてあげることが大切ですね。

長女:今週2回目のおねしょ。中々治らない。
長男:朝は元気充電満タンなのでテンションがめちゃくちゃ高い。
次女:立てる時間が増えてきた。もうそのうち歩き出しそう。もうすぐ1歳なので順調な発育してるのかな。

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