ロードバイクのトレーニング本

最近ロードバイクのトレーニング本を2冊購入し読んでいます。

・世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング ジェイムズ・ウィッツ著

・パワートレーニングバイブル ハンターアレン、アンドリュー・コーガン博士共著

 

ロードレースの勝敗は単にパワーを向上させればいいわけではなく、戦術的な側面があるのは前提。その上で徹底的にパワーを向上させる。複数のテストを実施し、有酸素性、無酸素性、神経系などその選手の特徴をつかみ、チームの戦術に合わせてメンバー構成し必要な部分を強化していく。トップチームは膨大な量のデータを蓄積させ選手のコンディショニング管理にも利用しているそうです。

ウエイトトレーニングの導入に関しては肯定的な意見と否定的な意見があるようです。否定的な意見の主な理由は「レース中に使用している筋力は最大筋力の25%程度なので、筋力を向上させてもロードレースのパフォーマンスを向上させることはなく、科学的な根拠も乏しい」というものです。最大筋力の25%を使って漕いでいるのであれば、最大筋力を上げればそれが20%、15%になってもっと楽漕げるのでは・・・。と思うのですがそこについての記述はありませんでした。自転車でパワーメーターをつけてトレーニングすること自体は変数(継続時間、パワー、回転数、ギアなど)をコントロールできるので、他の種目に比べてウエイトトレーニングの必要性が低い可能性はあります。しかし、私はこの否定的な意見に納得いきません。科学的に自転車のパフォーマンスを向上させる研究もありますし、やはり、より効率的に最大筋力、パワーを向上させるためにはウエイトトレーニングが一番だと思っています。

ロードレースとドーピング

ロードレースとドーピングはよく話題に上がります。特にツールドフランスで何度も優勝したランス・アームストロングがドーピングにより1998年以降の記録をすべて抹消されたことなどが有名です。2015年のツールドフランスはクリス・フルームとチーム・スカイが席巻しました。あまりの強さにドーピング疑惑がかけられたそうですが、チームはフルームの走行データを公開し正当性を主張しました。フルームが発揮したパフォーマンスとデータに差があることを指摘されましたが、それもデータをもとに説明が行われドーピングの疑いを晴らした、という経緯があったそうです。それだけ、データがパフォーマンスを反映したものであるということが言えると思います。

それにしてもフルームの公開されたデータの一部、20分~40分維持可能な出力419ワット、最大酸素摂取量84.6ml/kgは驚異的です。

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