血液の酸性度

今週の勉強会で話題になった、血液の酸性度に関してまとめたいと思います。高校の化学で勉強した酸塩基平衡の原理なのですが、頭がこんがらがります。化学はどちらかというと得意科目だったのですが・・・。

今回話題になったのは呼吸性アシドーシスです。

アシドーシスとアルカローシス

人間の身体が正常に機能するには、体液のpHは7.4±0.05という範囲に保たれていなければなりません。

生理学では、体液が正常よりも酸性に傾いた状態をアシドーシス、アルカリ性に傾いた状態をアルカローシスと呼んでいます。肺などの呼吸器が機能せず、二酸化炭素が体内にたまると、呼吸性アシドーシスとよばれる状態を引き起こします。

化学式で表すと、CO₂ + H₂O ⇔ H₂CO₂ ⇔ H⁺ + HCO₃⁻ となります。

二酸化炭素が水に溶け、H₂CO₂(炭酸)を介してH⁺(水素イオン)を放出し、体液を酸性にします。

反対に、ストレスなどで呼吸量が増えすぎると、反応が左に進み、二酸化炭素がどんどん体外へ排出されます。こうなると、水素イオンを失った体液はアルカリ性に傾き、アルカローシスとなります。

症状

アシドーシス:CO₂ナルコーシス(頭痛、錯乱、不安、眠気、昏迷)。呼吸が速くなり、やがて昏睡に陥る。意識消失による舌根沈下、窒息、呼吸停止につながり、やがて死に至る。

アルカローシス:呼吸するのが苦しくなる。過換気症候群。何らかの原因で動脈血中二酸化炭素分圧が極端に低下し、筋肉の硬直、痙攣などを引き起こす。

治療

  • 十分な換気。そのための投薬(ボスミン)や人工呼吸器
  • ボスミンは交感神経に作用し、気管支を拡張させ、呼吸量を増加させる
  • 患者を安心させ、ゆっくりと呼吸させる。
  • アシドーシス、アルカドーシスは病気ではなく病態なので呼吸を阻害している原因を治療する。
  • ペーパーバック法は最近は支持されていない。

看護のお仕事ハテナース 呼吸性アシドーシスについての質問

https://kango-oshigoto.jp/hatenurse/article/1216/

MSDマニュアル 呼吸性アシドーシス

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル/10-内分泌疾患と代謝性疾患/酸塩基の調節と障害/呼吸性アシドーシス

薬のしおり ボスミンの作用について

http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=16937

筆者の経験

今までに2回過呼吸になったことがあり、1回目は高熱から、2回目は食中毒からでした。いずれも手がしびれ、筋肉が硬直していく感覚がありました。自分ではどうすることもできなかったですが、ドクターの方から落ち着いてゆっくり呼吸するように言われ、そうしているうちに次第に緊張が取れていきました。今思えばアルカローシスだったのかもしれません。

今日の一日一新

  • コブドレッシング
  • TCDテーマ SOURCE

今日の子供日記

いつもの木曜日でした。息子と午前中は家の中で遊び、午後から娘も加えて津南のイオンへ行きました。外の滑り台で30分以上遊んでいました。いつ事故になるか冷や冷やしながらみています。

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