カラダは柔らかければ柔らかいほどいい?

腰痛予防、肩こり予防、スポーツのパフォーマンスアップなどのために、柔軟性はとても重要なものであることは言うまでもありません。ただし、柔軟性の極みを求めてひたすらストレッチをして柔らかくなろうとすることに関しては疑問があります。

柔らかくても痛みがある

新体操の選手やバレリーナは普通の人と比べてもかなり柔軟性があります。
審美性を競う競技においては難易度の高い技を実施する為には一定レベルの柔軟性を必要としており、毎日柔軟性を保つ為のストレッチをしているものと思われます。

もし「身体が柔らかければ痛みがない」とすれば彼女らは全くないはずですが、実際はそうなっていません。腰痛は後を絶ちませんし、むしろ腰椎の分離症は新体操選手にとっては職業病とも言えるほど発症例が多いです。柔らかいことが全ていい事だと考えるのは短絡的すぎます。

脳がブレーキをかけている

ストレッチをしていると、これ以上伸ばせないと感じる地点があります。それでも我慢して10秒ほどキープしていると、次第にそのストレッチに慣れてもう少し伸ばせるようになります。これは脳が急激に筋肉が伸ばされるのに対してブレーキをかけているから。本来100%伸ばせることのできる筋肉を一度90%程度のところで痛みを感じさせ、それ以上ストレッチさせないようにしているのです。しばらくストレッチを続けていると「これは急激に伸ばしている訳ではない」と判断した脳がブレーキを緩め、さらに筋肉を伸ばすことができるのです。

一方でどこまでも「伸ばせる人」は「ブレーキが効きづらくなっている人」とも言えます。柔らかさを追い求める人は、もう少しもう少し!とさらなるストレッチをかける傾向にあります。そして最後はブチっと切れてしまうという例もあるので要注意です。

柔軟性の向上が筋力を低下させることも

筋肉には筋力発揮のための至適長というのがあり、筋肉が伸びすぎていても縮みすぎていても力を100%発揮できません。例えば肘を曲げることを例にあげましょう。肘を伸ばしきったところから重たいダンベルを持ち上げるのと、90度曲げたところからダンベルを持ち上げるのではどちらが持ち上げやすいでしょうか。当然後者になります。90度の方が肘を曲げるときに使う、上腕二頭筋が力発揮に丁度いい長さだからです。

柔軟性が高すぎる人は筋肉が伸びきっている状態になっていることが多いので、筋力が十分に発揮できていない可能性があるのです。これはスポーツのパフォーマンス向上においても、日常生活での腰痛予防にとっても不利に働くことが多いです。

ある程度の硬さがあってこその柔軟性

弓を想像してもらうと分かりやすいのですが、めちゃくちゃ柔らかい弓とある程度硬さのある弓はどちらの方がより遠くへ矢を飛ばせるでしょうか。

当然ある程度硬さのある弓ですよね。ふにゃふにゃした弓では矢を遠くへ飛ばせません。

力発揮のためにには「支点」と成りうるような硬い部分も必要となります。

サッカーで言えば、股関節が柔らかく、腹部か硬ければ(筋力が強い)より強いシュートを打てるでしょう。

まとめ

股関節を180度開いて前にペターと胸まで地面につけられる人は素晴らしい柔軟性を持っていると思います。ストレッチを習慣化していなければ不可能だと思うので、ぜひそれは続けてほしいと思います。しかし一方でストレッチだけでなく「筋トレ」も並行してやってほしいと思います。2つが合わさることでより「怪我をしにくい身体」「パフォーマンスの高い身体」を作れるのだと思っています。

一日一新

・糸島周辺でドライブ(ヤシの木ブランコ、ロンドンパスカフェ、芥屋海水浴場)

子供日記

長女:土曜日に持って帰ったはずの上履きがない!どこやったー!?
長男:ものを食べるときに1割くらいこぼす。食べこぼし汚すぎ!
次女:17時くらいからご機嫌斜め。黄昏泣きというらしい。

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