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栄養摂取における果物の役割

今回は栄養関連の内容として果物に関して書きたいと思います。

果物を食べるメリット

果物を食べることによるメリットは主に以下のものがあります。いずれも減量する際に重要なファクターとなりえるので、ダイエットに果物は重要な役割を果たします。

  • 低脂肪
  • 食物繊維を含む
  • ビタミンが豊富
  • フィトケミカルが豊富
  • 消化がしやすい

フルーツの摂取量が多いほど痩せている人が多いという研究結果も多いです。

果物を食べるデメリット

  • 低タンパク質
  • 重要な一部のミネラルが少ない(鉄分、亜鉛など)

果物の使いどころ

①捕食

食間の間の捕食。急激に血糖値が上がってしまう、お菓子やジュースなどではなく、果物を食べることがおススメです。

②食欲がわかない人

朝どうしても食べられない人、食欲がわかない人でもフルーツであれば食べられる人もいます。朝を抜いてしまうと低血糖となり、慢性的な疲労が続いてしまうので果物による糖質の補給は重要です。

③スポーツ前

スポーツの前は基本的に60分前には食事を済ませておきたいです。理由としては、通常の食事は消化するのに最低でも60分はかかるためです。果物であればスポーツのある程度直前(30分前)でも消化可能なため、スポーツ前の捕食としておススメです。

具体的にどれだけ取るのか

健康的な人には一日200g~400gくらいを取ることを推奨しています。但し、脂肪肝、Ⅱ型糖尿病の方には200gまでが推奨されます。ちなみにりんごは一つ270g、みかんは100g、バナナも100gです。

フルーツジュースでもいいのか?

フルーツとフルーツジュースでは栄養価に差が出ます。フルーツジュースの加熱処理の過程でビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルの多くが失われてしまうからです。例え果汁100%のジュースを謳っていたとしても、ほとんど清涼飲料水と同じものとなってしまいます。

選ぶのであればストレート果汁。ストレート果汁は果物を直接絞ったものなので栄養価の低下は少ない。

ドライフルーツはどうか?

ドライフルーツは無添加であれば栄養素を残したまま乾燥させることになるので大丈夫です。

フルーツの糖質とは?

ひと言で糖質といっても実はいくつかの種類があります。果物に含まれる糖質は「果糖」です。米などに含まれる糖質は「ブドウ糖」なので同じ糖でも違う物質になります。どちらがいいという訳ではなくバランスよくとることが重要ですが、偏った食生活の中では果糖が少なくなりがちです。「果糖」の摂取量を増やし、「ブドウ糖」の摂取量を減らすことでエネルギーとして代謝しやすくなり、同じカロリーを摂取していても脂肪になりにくいという特徴もあります。

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