2020.07.16主動筋と拮抗筋の性質をうまく利用する 全身には600個の筋肉があります。身体の動かせる部分にはすべて筋肉が関与しています。また意識的には動かせない部分、心臓や内臓にも筋肉がついており不随筋として身体の機能を保っています。これだけ多くの筋肉が適材適所で収縮したり、緩んだりしている訳ですからホントに凄いですよね。ソフトバックが作ったペッパー君も頑張っていますが、いくら科学が進歩しても人間のようなスムーズさを再現するのはまだまだ先
2020.07.14低負荷でもやり方次第で筋肉がつく! トレーニングには様々な変数があります。変数とは読んで字のごとく変えられる数字です。具体的にはセット数、レップ数、重量、レスト時間などです。基本的には筋肉をつけるにはこの変数。筋持久力を上げるにはこの変数。というのがある程度過去の研究から分かってきており、あとは個人差や状況に合わせて調整しています。今回読んだのはこの論文。低負荷でも効果があるのでは。という仮説の元検
2020.07.12長期間の運動休止からトレーニング開始時に気を付けるべき点 COVID-19の感染拡大により数か月にわたりスポーツ活動は制限されてきました。一般の人においてもアスリートにとっても場所や時間などの制約を受けながら「できる範囲」でのトレーニングをしてきたものと思います。ほとんど身体を動かすことがなかった人もいるかと思います。7月ごろからフィットネスクラブにも会員さんが戻ってきており、安心しているところですが、長期間運動していない期間がある人が急に激し
2020.07.09NSCAガイドライン~COVID19感染対策とトレーニング復帰に関してガイドライン~ NSCAはNational Strength and Conditioning Associationの略で日本では全米ストレングス&コンディショニング協会と呼ばれています。日本でトレーナーとして活動する際に絶対保有していなければいけない資格は存在しませんが、NSCAが発行するトレーニング資格は最も権威があり、信頼性の高いものとして認知されています。そんなNSCAですが会員向けに様々な情
2020.06.26熱中症対策 手のひらを冷やす 今日から一週間はずーっと雨の予報で一日もピーカンな日はないみたいです。梅雨でしょうか。この雨の時期が過ぎたら本格的に夏が始まるんでしょうね!手のひらを冷やし深部体温を下げるそして毎年のことながら心配されるのが熱中症ですよね。特に梅雨明けの初夏は暑いことに身体が慣れていないという事もあり、熱中症のリスクが高いと言われています。水分補給、塩分補給、暑熱順化、アイススラリー、ア
2020.06.18内側広筋のトレーニング 膝痛を抱える人で、「階段を上る時に膝が痛い」と訴える人は結構います。原因の一つとして膝のお皿(膝蓋骨)が正しい位置になくて痛むことが上げられます。プロメテウス解剖アトラスより抜粋四頭筋とお皿(膝蓋骨)の位置四頭筋は大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の4つに分かれています。お皿(膝蓋骨)は太腿の骨(大腿骨)とふくらはぎの骨(下腿骨)で構成される関節の前に位置して