論文レビュー

トレーニングには様々な変数があります。変数とは読んで字のごとく変えられる数字です。具体的にはセット数、レップ数、重量、レスト時間などです。基本的には筋肉をつけるにはこの変数。筋持久力を上げるにはこの変数。というのがある程度過去の研究から分かってきており、あとは個人差や状況に合わせて調整しています。今回読んだのはこの論文。低負荷でも効果があるのでは。という仮説の元検

今だ残る筋トレにまつわるある種の偏見。正しい情報を発信し、それを一つづつ撲滅していくのがトレーナーの役目だと思いこのシリーズを行っていきます。私はアスレチックトレーニングという分野を学びに留学し、様々な種目の学生アスリートと時間を共にしましたが、共通しているのは「どの種目においても一定の筋トレの時間を作り、必ず行う。」ということです。持久系スポーツの陸上長距離でもトライアスロンでもです。

トレーナーをしていると、中高年の方から「もっと若い時に筋トレしておけばよかった。」「今更トレーニングしても手遅れ」という声をよく聞きます。これははっきりと言えますが、筋トレするのに遅すぎることはないです!分かりやすく有名どころで言うと、僕も大好きなダウンタウンの松っちゃんは若い時は痩せてましたが、現在は50歳を超えてあの肉体です。若い時は「芸人の筋トレ否定派」だったはずなので、鍛

今月のNSCAの月刊誌で興味深い事例報告が出されました。第一著者は九鬼颯太さん。日本のトップスプリンター九鬼巧さんのお兄さんで本人もスプリンターだった方です。僕はもともとブログの「九鬼家のダッシュ」の大ファンだったこともあり、「お!これは面白そうだ」と食いつきました。九鬼家のダッシュ ←九鬼兄弟のブログです概要学生ラグビー選手21名に対して2年間の筋力・スプリント

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