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肩こりの原因とは?

肩こりで病院に行くのは気が引ける。多少腕が上がらなくても生活はできるし、しびれがあっても常にではないから。。。そんな風に考えている人が多いと思います。

そんな肩こり。医学的には3つのジャンルがありますので、紹介します。

中には整形外科的な病気の可能性もあるので、現時点で肩こりを感じている人は自分がどのグループに属するのか改めて見つめなおしてみてください。

①本態性肩こり

とくに病気の背景がない、一般的な肩コリがこれにあたります。

姿勢不良、デスクワーク、運動不足、気圧の変化、寒い環境、睡眠不足などが原因になりえます。

肩周辺の血流が滞り、発痛物質が蓄積して痛みが生じたり、筋肉の過剰収縮により交感神経優位となりさらに緊張が増してしまい、がちがちになる。

対策としては、肩回りの運動、正しい姿勢、マッサージを受けるなどが上げられます。

②心因性肩こり

試合の前、上司からの度重なる叱責、慢性的な睡眠不足などによりメンタルに過剰なストレスがかかり続けると、

③症候性肩こり

①頸椎椎間板ヘルニア

首の骨は7つの骨で構成されています。これら骨同士は間に椎間板と呼ばれるクッションが挟まっています。この椎間板が姿勢の悪化や過度の衝撃などを受けて変形し、すぐ近くを通る神経を圧迫してしまう病気が頸椎椎間板ヘルニアです。天井を見たときや後ろを振り返った時などに肩や腕、手のしびれが出たり、ずーんと重たい痛みを感じることがあります。

②肩腱板損傷

肩を上げる際に強い痛みを感じるときは腱板損傷を疑います。腱板は肩回りの筋肉でインナーマッスルと呼ばれたりします。四十肩と見分けが難しいです。

③四十肩

正式名称は肩関節周囲炎。加齢により骨や靱帯、筋肉、腱などが劣化し周囲に炎症が起こる病気です。夜間にズキズキと痛むこともあります。

④頚椎症性神経根症

変形性頚椎症と診断されることもあります。加齢により頸椎の形が変形し、尖った棘のような部分ができ、神経を圧迫してしまうことで痛みを生じます。手のしびれを引き起こすこともあります。変形した骨を治すには手術しかありませんが、ほとんどのケースはお薬で神経の炎症を抑え、症状を緩和させる治療をします。

⑤胸郭出口症候群

首の筋肉や鎖骨には神経が走行しており、それらが姿勢の不良などにより筋肉や骨に挟まることで鈍痛やしびれを引き起こす病気です。電車の吊り輪に捕まる時などに症状が出ることが多いです。

改善のために

症候性の肩こりは場合によっては手術適応の場合もあります。レントゲンやMRIなどで確認するまでは分からないケースもありますので、上記の症状がある場合は整形外科の受診をお勧めします。しかし、実際に手術適応となるのは10%以下だと思います。ほとんどが姿勢不良や筋肉の緊張の緩和など、マッサージやストレッチなどの手技、あるいはセルフでのストレッチ、筋トレで改善できます。

一口に肩こりとは言っても原因は個別で違うのでテレビや雑誌の肩こり改善体操が、自分に効果的とは限りません。そんな時は障害予防を得意としているパーソナルトレーナーを頼るのも一つの手かと思います。

一日一新

・壇ノ浦SA
・美東ちゃんぽん ☆☆☆☆★ 美味しかったー

子供日記

長女:車の中で気持ち悪くなったみたいだけど、途中で休憩したら復活。
長男:ヤモリを手づかみ。カマキリも持てるし度胸あります。
次女:最近好きな歌は「どんな色が好き」「○ちゃん、○ちゃんどこいますー?ここです。ココです。ここいますー♪」(曲名分からん)

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