世の中には様々な形の運動の仕方があります。
総合型フィットネスクラブ、格闘系ジム、暗闇フィットネス・・・
お金を全くかけないで運動する人も多いです。
散歩、Youtube見ながらトレーニング、ストイックに自分でトレーニング
そんな中、パーソナルトレーニングをあえて選ぶ理由をパーソナルトレーナー目線+クライアントの意見を踏まえて書きたいと思います。
理由① トレーニングの質が高い
トレーニングの種類は数多ありますが、大切なのはどのトレーニングが自分の目的に合っているのかです。
陸上部の足が速くなりたい人に上半身のトレーニングばかりさせても意味がありません。
スクワットは陸上部の選手には必要ですが、スクワットをしていたとしても適切な負荷でなければほとんど意味がありません。
そして適切な負荷は適切な評価(身体のチェック)に基づいて決定されるものです。誰にでも万能なトレーニングや負荷が存在しない以上、専門家にきちんと評価してもらってメニューを実施する方がトレーニングの質が高くなります。
ただし、トレーニングの質はトレーナーによって全く異なります。
悲しいことにパーソナルトレーナーになるために必要な資格というのは存在しません。これを読んでいるあなたも明日からパーソナルトレーナーと名乗ることが出来てしまいます。
「いいトレーナーの探し方」についてはまた別の機会に書くとして、基準の一つとしては資格を持っているかどうかを確認してください。
アメリカには筆者も保有しているNATA-ATCという国家資格があります。
しかし、日本国内にトレーナーの国家資格はありません。
そのため、日本では民間の資格が基本になります。最も格が高いと言われているのはNSCAという団体が発行しているCPTという資格とCSCSという資格です。
パーソナルトレーナー選びの一つの基準にしてみてください。
理由② 時間の節約
パーソナルトレーニングを受ける人の多くが「できればトレーニングしたくないけれど、しょうがないからしている」という人達です。(そうじゃない方、決めつけてすいません!)
そして、トレーニングを実施すると同時に時間も消費します。気持ちの進まないものに時間を割くのは誰しも嫌に決まっています。
行きたくない飲み会に行くのと同じかもしれません。
パーソナルトレーニングは約束した時間に約束した分だけの時間の拘束で済みます。ダラダラ長引く飲み会とは違うので、例えイヤイヤトレーニングしていたとしても終わりが来ます。
終わりがはっきりしているので無駄な時間の浪費もありません。
理由③ メンタル的に継続しやすい
トレーニングの大原則は「継続」です。「継続」出来ないトレーニングは効果が全く期待できません。
トレーニングを継続させる3つの重要なポイントは「時間」「体力」「やる気」です。
どれかが欠けると運動を休んでしまうきっかけになってしまいます。
パーソナルトレーニングは基本予約制なので、「疲れてるけど行かなくっちゃ!」という心理が働きます。実はこれが運動継続にはとても大切な心掛けで、「時間」「体力」「やる気」がすべてが充実していることは人生でもほとんどありません。
とりあえず、ジムに行く!
そして、もし疲れていればトレーナーに相談してください。トレーニングの強度や質を調節してくれるはずです。
理由④ 追い込める
パーソナルを選ぶクライアントの方には「誰かに見てもらい、追い込んでほしい」と考える人も多いです。
トレーニングの効果として追い込めばいい!というものではないのは前提ですが、クライアントの希望が「追い込んでほしい」という希望であれば、それはトレーナーの得意分野です。(もちろん安全に、健康的に、が基本です)
そもそも、ほとんどの人が追い込むほどトレーニングが出来ていないので、効果もそれなり、となってしまいます。
私の経験上、このような要望がある人ほど、トレーニングの重要性を理解していて、自分では効果を得るための負荷を与えられないことを知った上で要求しているように思います。
経営者の方に多い気がします。(笑) 独断と偏見です。
まとめ
今回は「パーソナルトレーニングを選ぶ理由」について書きました。
次回は「良いパーソナルトレーナーの選び方」について書いてみたいと思います。
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