元々博報堂にお勤めされていた小藥さんは2014年に独立し現在代表取締役を務める「meet&meet」を設立。独立後も誰もが一度は目にしたことがあるような宣伝、コピーを書き事業の成功を後押しされています。2月に福岡に来てセミナーをされるとのことで楽しみにしていたのですが、コロナで中止になり、昨日オンラインでのセミナー開催となりました。
知ったきっかけ
僕が小藥さんのコピーを目にしたのは、あるセミナーに行く途中の駅で「何か身体にいい物飲みたいな」とキオスクに立ち寄った時でした。セミナーを受けに行くときってちょっとテンション高めですし、コンディション整えたいなとか急に思ったりもします。そんな心理状態。飲み物コーナーを物色しているとKAGOMEの果物ジュースが目に留まりました。そしてそのコピーが・・・
「GO!ME. 進め、いけ。」
おお、かっこいい!
自分のコンディション整えたい気持ちと、勉強するぞ!というポジティブ感が購買意欲につながり買っちゃいました。
キャンペーンURL https://www.kagome.co.jp/campaign/go_me/
元々「予防のために飲む」「健康のために飲む」という印象の野菜ジュースをもっとポジティブなものにしたい!そうゆう願いを込めて、なおかつKAGOMEの文字からコピーを作るセンス。カッコいい!と思いすぐにFacebookの投稿しました。
実はこのネガティブなものをポジティブに変えて発信する考え方は、僕も影響受けています。運動ってネガティブにとらえていらっしゃる方も多いので。
言葉の持つ力
小藥さんはコピーを考える際に、ただの宣伝やかっこつけになってしまうと失敗するとおっしゃっていました。
銭湯の名前が「セブンスパ池袋」では全く話題にならない。「かるまる」にすることで「今日かるまってくるわ!」というようなことを言う若者がイメージできる。ロゴも可愛くし、多くの若者が通う人気サウナになったそうです。
まったく売れなかった靴下
もともとは「三陰交をあたためる、あったか厚手靴下」だったのを「まるでこたつソックス」に変えた瞬間に17倍売れたそうです。中身は全く変わっていないのに!
マツキヨのすみっこにしか置いていなかったのに、今では東急ハンズやロフトなどおしゃれなテナントの一番いいところに置いて貰えているとのこと。冷え性グッズってめちゃくちゃレッドオーシャンなのに。コピーは売り場を変える!は本当です。
ファンの心に残る言葉
また、コピーは人をつなぐ言葉とも仰っていました。僕が一番カッコいいと思ったのは、
マイケルジャクソンの遺品展のコピーだそうで。かっこよすぎでしょう!
企画をする人、コピーを依頼した人が喜ぶコピーではなくて、あくまで顧客目線。この場合はファンが共感できるコピー。僕はファンじゃないけれどめっちゃおしゃれやなーと思いました。
まとめ
独立してからは自分が営業・人事・経理もやらなきゃいけないし、異業種の人と絡むことが増えます。トレーナーは柱としてあったとしても、もっといろんなことを知り可能性を広げたい。そんな風に思えたセミナーでした。
一日一新
・オンラインセミナー参加
・新しいランニングコース開拓
子供日記
長女:小学校の通学路を練習中
長男:眼鏡をどこかに隠しているが見つからない
次女:「アップ、アップ。」「たたたた」喃語が良く出るようになりました。
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