肩こりは腰痛と並び多くの人を悩ませているカラダの不調かと思います。ひどい人では頭痛や目の痛み、手のしびれにまで発展している方もいます。職種に限らずパソコンを使ったデスクワークをする人が増え、肩こりを発症する人も増えている印象です。痛みや精神的なストレスから仕事がままならず、パフォーマンスを発揮しきれない人も多いそうです。
肩こりに悩んで整形外科を受診する人というのはそんなに多い印象ではありません。症状としては「痛み」ではなく「凝り」であるため、病院に行くほどでもないから近くの治療院やマッサージ店に行って済ませる人が多いのだと思います。
整形外科へ行くと肩こりという診断名が付くことはありません。肩の整形外科疾患としては「肩関節周囲炎」や「肩関節拘縮」「肩関節唇損傷」「腱板損傷」「肩峰下滑液包炎」「上腕二頭筋長頭炎」などが診断名としてつく事が多く、場合によっては「変形性頚椎症」などの頸部の診断名がつくことがあります。
患者本人は肩の痛みを訴えても、原因としては頸部にあることも多々あります。
誘因
- 加齢・過労による肩関節構成体の変性
- 肩甲上腕リズムの破綻、頸部・肩関節周囲の筋の柔軟性、筋力のアンバランス
- 日常生活における姿勢の悪化(円背、フォワードヘッド)
- 呼吸補助筋の過活動
症状
- 肩関節の可動域制限
- 動作時痛(万歳、下着の着脱など)
- 慢性的な頸部・肩周辺の鈍痛
- 腕、前腕、手指のしびれ・痛み
治療
- ヒアルロン・ステロイド注射
- NSAIDs
- 物理療法(電気治療・超音波治療・温熱治療など)
- 運動療法
運動療法
運動療法の目的としては固くなった筋を柔らかく、弱化した筋を鍛えるということが基本になりますが、場合によっては使いすぎて疲労困憊している筋が弱化していることも考えられます。そのような筋を鍛えてもさらに追い打ちをかけるようなものなので、本来であれば専門家(PTやアスレチックトレーナー)などに見てもらい、オーダーメイドのトレーニングをする方がいいでしょう。
ここでは肩こりの人がなりやすい姿勢、上位交差症候群と呼ばれる姿勢の人の改善エクササイズを紹介します。
上位交差症候群とは?
深呼吸エクササイズ
胸椎伸展エクササイズ
頸部後面ストレッチ
今週の一日一新
- 瓦そば うますぎ!
- 西新エリア散策 サザエさん通りもありました。新しいのと古いのとが混在した町でした。
- MYGYM見学 子供の成長に合わせてエクササイズに目的がしっかり決まっている。かなりシステマチック。アートやプログラミングなどのカリキュラムもあり。
今週の子供日記
- 筑紫野市総合公園
- 大濠公園
- 長女:缶蹴りを覚える。鳩の餌やりで興奮。下の歯ぐらぐら
- 長男:アヒルボートで興奮。近所のお兄ちゃんに野球を教わっている
- 次女:階段を1段上がってどや顔していた。
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