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【家が売れた話】中古物件購入→リフォーム→売却

三重県に住んでいるとき初めは賃貸アパートに住んでいました。子供はまだいなかったし大きな部屋も必要なかったので十分でした。

場所もイオンが近くにあったし、近所の人も優しくて(今でも親交がある)結構お気に入りでしたが、2人目の子供が出来てからは引っ越しを考えるようになりました。

家賃を払うのがもったいない

最初のアパートでは駐車場代、共益費込みで6.8万円くらいの家賃でした。三重県津市の同様のアパートとしては少し高かったと思います。夫婦で過ごすには少し広めのアパートだったのと、ペット可能のアパートを選んだので割高になりました。都会に比べたら全然安いですけどね。

同世代の人なら同じように思うと思うのですが、家計に対する家賃の割合は大きく、自分の資産にもならないのに払い続けるのももったいないなーと考えるようになりました。「月○万円で新築に住めます!」というチラシもよく入っててかなり魅力的に感じていました。

2年間でアパートの更新時期だったので、その辺りで引っ越すことを目安に家を探し始めました。

新築、分譲、中古、戸建て、マンションどれにする?

半年間位かけて色んな物件を見に行きました。20個以上は見たと思います。三重県に一生住むのか、途中で引っ越すのか。自分のライフプランと照らし合わせ、最終的には売却したいという結論に至り、新築の選択肢はなくなりました。新築は毎年100万円ずつ建物の価値が下がると聞いていたので。

津市は分譲マンションの数がそもそも少なく、妻と私の勤務地から離れすぎない場所となると選択肢はかなり絞られました。ファミリー用のマンションとなると築年数経っていてもそれなりに高く、新しいマンションだと共益費、修繕積立金などの月々かかる費用も安くありません。それでは、当時住んでいた家賃とあまり変わらないのでマンションも選択肢から外しました。駅から近いというメリットはあったかもしれませんが、基本的には自転車か車移動で生活していたので大きなメリットと感じませんでした。

中古物件をリフォーム

最終的に選んだのは中古の戸建て物件を購入し、リフォームするという選択肢です。中古という選択肢を入れるとかなり選択範囲が広がります。それこそ200万とか300万円というものさえあります。一人暮らしならボロでも全然ありだなーとか思いながら探していました。

最終的には1992年築の700万の中古戸建を買い、300万円のリフォームをすることで決着しました。場所が妻と私の勤務先の丁度真ん中だったことと、公園が近くにあり静かな住宅地だったので子供を育てやすそうだなと思ったこと、そして何より安い事が選んだ理由です。

自己資金100万円で900万円の35年ローンを組んだので毎月の支払いは2万5千円程度でかなり家計的には楽になりました。

リフォーム内容

大手のホームセンターで水回りをリフォームしました。台所、洗面台、トイレ、お風呂を新品にしました。

和室の畳替え、リビングの壁の張替え、フローリング新調、キッチンカウンター増設などは地元の工務店にお願いしました。キッチンカウンターはデザイン料も込みでかなり格安でやってもらいましたが最後までうちのリビングのシンボルとして活躍してくれました。一番のお気に入りポイントでした。

当時リフォームをするとエコポイントというのが国からもらえるキャンペーンがあり、階段の手すりとかお風呂の窓の2重サッシなどを行い、10万ポイントもらえる予定だったのですが、期間内に応募が殺到し、途中で中止になり、結局もらえなかったことを今でも後悔しています。さっさと応募のはがきを出せばよかったのですが。悔しー!

中古物件に住んでみた感想

デメリットはそんなになかった

結局5年間住みましたが、網戸が空きづらい、蜂が軒下に巣を作る、クーラー、ストーブが効きづらいなど小さなトラブルはあるものの、築30年の中古物件に完璧を期待するのも酷でしょう。

地震や台風、雪もそれなりにありましたが、壁にヒビが入ったり雨漏りしたりは一度もありませんでした。

メリットはたくさん!

2階は3部屋ありましたがほとんど荷物置き場として利用していました。1つはお客さんが来たとき用の部屋で使っていたため、頻度は少ないですがあると重宝します。普段の生活はほとんど1階のリビングと和室で過ごしていました。

子供が増えて荷物がどんどん増えたので、前のアパートだと確実に溢れかえっていたと思います。

壁に子供が落書きしまくりましたが、「もういいやー」って感じでした。賃貸だとそうはいきませんよね。(笑)

ネコのトイレも2階に置けたので「トイレの匂い問題」も大事に至りませんでした。結構重要ポイント。

日当たりもよく洗濯ものもよく乾きました。小さいながらも庭がついていたのでプールしたり、バーベキューもできました。

それよりも、この家に住んでから子供たちはすくすく育ち、3人目が産まれ、猫も飼いました。近所トラブルもなく近くの公園にはしょっちゅう遊びに行きました。アパートだと隣や下に住んでいる人への配慮も必要になるのでかなりストレスだったと思います。

非常に濃密な5年間、そして思い出深い家となり、最後出るときはとても名残惜しかったです。

トータルで言うと住むことに関して全く問題なし。子育て世代にとっては選択肢として全然あり。だと思います。

さあ家を売ろう!あれ・・・売れない?

三重県を引っ越すと決めてから引っ越し予定日の半年くらい前から不動産屋さんに売りに出してもらいました。最初は1つの不動産屋さんにお願いしていたのですが、引っ越し日が近づくにつれ、全く問い合わせがなく売れる気配もないので複数の不動産屋さんにお願いしました。

それでも引っ越し日まで売れることなく、家を残す形で福岡へ引っ越しました。このことが一番心配事でした。住んではいないのに家賃は払い続けなくてはいけないので。

最初1180万で売りに出していましたが、箸にも棒にも引っかからなかったので、価格を徐々に下げていきました。最終的には890万で出してから問い合わせが増えだして、売れることとなりました。その時点で5月。引っ越してから3か月は返済し続けましたが、正直それで済んでよかったなと思っています。

残っていたローンを完済して、不動産屋さんに仲介手数料を支払ったらほとんど手元には残りませんでしたがローンが無くなったことを良しとしています。もともとそうゆう計画でしたので。もちろんプラスがたくさん出たら嬉しかったでけど。。。(笑)

こうしとけばよかった

今思うと5年間かなり安い返済で過ごせたことと、家を出てから比較的すぐ希望価格で売れたので、中古物件を買う選択はメリットの大きい選択だったなと思っています。多くの人が一生の間に1回家を買うというビックイベントがあると思うのですがそれを経験できたことも良かったと思っています。また、家を売る経験をする人はあまりいないと思うのでそれもまた良かったなと思います。

あえて言うとすれば、早めに複数の不動産屋さんに売却のお願いをしておけばよかったという事と、ローンを35年じゃなくて20年くらいにして頑張って減らしておけばよかったなあということくらいだと思いました。これも結果論でしかないので何ともいえないところです。

まとめ

最近は古い家やマンションをリノベーションして住む人が増えていますが、地方に関しては空き家問題が多発しており、かなり安い価格で戸建てが売りに出されています。築30年程度の家であれば小さなリフォームで十分に快適に過ごせますし、全体の費用を抑えられるのでお勧めだと思います。

定住をせずに売却を前提としている場合、売る時は多少大変な部分もありますが、時代の流れとしては上記の理由で新築をたてるのではなく、中古物件を求める人も多いので売りやすくはなっていると思います。

当然賃貸に住むメリットもありますので、自分のライフプランに合わせた選択ができるといいと思います。

一日一新

Canva更新
Strideトレーニング実施

子供日記

長女:おもらし対策で1時間目、3時間目、給食後に必ずトイレに行くように言いました。大丈夫かなー。
長男:寝るときの指しゃぶりと母親の髪の毛クルクルはいまだに続いています。無理に止めさせない方がいいという説もあるので野放しですが、妻はイライラしていそう。
次女:高熱が続いています。突発性発疹と診断されました。2,3日高熱のあとぶつぶつが出るそうです。身体がカンカンに熱いです。

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